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不倫相手に改造されていく佐和子との約束 後半

妻は両手で顔を覆い

「いやいや、灯かりを消して、お願い、消して」と泣き出しそうに懇願しました。

「だめ、ちゃんと答えなきゃ、消さない」

私は嗜虐的になって言いました。
すると妻は

「そうよ、そうよ、そうよ、そうよ」と、うわ言のように繰り返し、腹を波立たせて嗚咽しました。

妻も恥辱と自虐と愉悦の坩堝に投げ出され、わけの分からない状態になっているようでした。
私も変になりそうでした。
いや、確かになっていました。
このおまんこ、このおまんこ、自分が一番好きなこのおまんこ。
それが、どこのだれとも分からない男に、好きなようにいじられて、舐められて、ぶっといヤツを何度も何度も出し入れされたんだー。
私は妻のおまんこにしゃぶりつき、吸っては舐め、舐めては吸って、顔中を淫汁だらけにしました。
ほんの2、3時間前まで、男がいじりまくり、舐めまくり、好きなだけ突きまくった、このおまんこ。
ああ、なんておいしい!
不倫公認となった妻の月1回のデートが月2回となり、やがて3回になるのに時間はかかりませんでした。
男と女は2人だけの時間を持てば持つほど親密になるのは当たり前です。
しかし、妻は「公認」の事実だけは男に黙っているようでした。

デートを重ねるうちに妻の様子が明らかに違ってきました。
以前にも増しておしゃれに気を使うようになりました。決して女房自慢で言うのではありませんが、
妻はちょっと見には女優の鶴田真由似で(もちろん、あんなに美人ではありません。
あくまで「ちょっと見」です。
和風系の顔立ちというだけです、念のため)、相手の男も一緒に連れて歩くのが満更でないらしく、
時々、ブランド品などを買ってはプレゼントしているみたいでした。

おしゃれは下着にも及びました。
妻のランジェリーボックスには、いつのまにかレッド、
イエロー、ピンク、ブルーなど色とりどりのパンティーがぎっしりと詰まるようになりました。
Tバックもあります。もちろん私とのセックスには一度もつけたことはありません。
私は妻の留守を狙ってボックスを開け、香水の匂うパンティーを広げては鼻を押し当て、
背徳の匂いを深々と嗅ぎ、自慰に耽ることがありました。
公認の条件だったデートの出来事を全部話すという約束は、なかなか守られませんでした。
しかし、桜の花が咲くころだったでしょうか、男と付き合い始めて半年、
私に告白して3ヶ月が過ぎた頃、ようやく妻はセックスの中身についてポツリポツリと話すようになりました。

「男の人ってみんな同じようでも、微妙に違うのね」

寝物語に妻は言い始めました。
妻は私と結婚する前に2人の男性と付き合っただけで、そう性体験が多いわけではありません。

「どういう意味?」

「うーん、例えば体位なんか、何十通りもやる人って滅多にいないでしょ、パターンはだいたい同じよね。
ただ、同じ体位でも相手によって微妙に違うのよね、当たり前かもしれないけど」

妻がいよいよセックスの中身を言い出したので私はドキドキしました。

「ふーん、でもよく分かんないなぁ」

私はとぼけました。
すると妻は私の横顔をチラッと見て、

「彼の場合はね」

と、私を奈落へ突き落とすような話しを始めたのです。

「彼の場合はね」と

口を開き始めた妻の話の内容は、結論を先に言いますと、男(もう「愛人」と言ったほうが適切です)のペスは私より太くて大きい、
ベッドのテクニックも私より上、持続力は私より数段上、というものでした。

敗北感がどっと押し寄せてきました。
私と同じような体位をとっていても角度や強弱のテク、また、太さに差があるので受ける感じが違うと妻は言うのです。
そして次のようなことも言いました。

「彼はいつも灯かりをつけてするのよ。顔がよく見えて反応がよく分かるって。
わたしの足の間に体入れて、両手でわたしのももを押さえて、見ながらするのが一番好きみたい。
『こうする とよく見える、これが一番興奮する』って」

私はうめきました。
男は、自分のペスが妻のおまんこにズボズボ出たり入ったりしているところを、じっくり眺め心ゆくまで楽しんでいるのです。
私は敗北感に打ちのめされて、この苦しみから逃れるには自殺するか、
妻と愛人を殺すか、どちらかしかないとまで思いつめた時期がありました。

結局そうしなかったのは、私が「小心者」であり「いつも体面ばかりを取り繕う」人間だったからです。
妻に「愛人」を持たれた「小心者」が生き延びる術は、「マゾ男」に徹するほかなかったのです。
愛人とデートを重ねる妻が変わったのは、おしゃれよりも何よりもセックスそのものでした。
セックスの中身を告白した妻は、気が軽くなったのか、私とのセックスでも大胆にその変化ぶりをさらけ出すようになりました。

妻の喘ぎ声は、今までは漏れる声をこらえるという感じで、その慎ましやかな乱れ方が私の好みでした。
しかし、やがて私たち夫婦の寝室に

「ああん、いやいやいや、ゆるしてゆるして」などという喘ぎが響くようになったのです。

愛人が妻のからだを「改造」しているのは間違いありません。
新しい性感帯も確実に開発していました。
私とのセックスでは到底考えられない部位で、妻が激しく反応を示すことがたびたびありました。
そりゃそうです。結婚生活を10年もやっていれば

「女房の性感帯なんてもう開発し尽くした。なにも残っていない」と考えるのが普通の亭主です。

女房の方だってそういうものだと思っています。

ところが男が変われば別のセックスをするから、違う性感帯を発見するものなのです。
妻は背中に回した指の爪をたてたり、足や腿を粘っこく絡めてきたり、陰嚢を舐め上げることまでやるようになりました。
絶頂近くになると一段とよがりだし、腰をぐいぐいと押しつけてきます。
愛人は明らかに私の妻を淫乱に仕込んでいるのです。
男の足元にひざまずき男の陰嚢を舐めさせられている妻の姿を想像すると、私のペスは涎を垂らしてしまうのです。

寝取った男にすれば、他人の妻に亭主の知らない癖をつけ、
自分好みのオンナに仕込んでいくなんて、これにまさる男冥利はないというのでしょう。
男はますます大胆になり、キスマークと分かるバラ色の斑点を妻の乳房や太股に刻印して、私の元に返してきました。
その斑点に唇をつけると妻は苦しそうにイヤイヤしました。
情けないことに、そうした妻に私は勃起してしまうのです。
寝取る男がいるということは、一方で寝取られる男がいるということです。
みじめな、悲しい気分になります。
ただ、男は妻に「家に帰ってから亭主とやるな」と言っていたそうですが、私は毎回妻を抱きました。
それが私の唯一のリベンジだったのです。
妻の愛人のテクと持続力は相当のようでした。
一度挿入すると、ほとんど抜かずに上から下へ、下から横へ、
また上へ、そして後ろへと、いろいろ体位を変えながら数十分責め続けるみたいでした。

しかし、たったひとつ、妻が私のために断り続けていてくれたものがありました。
コンドームをつけない「中出し」です。
以前、小説か何かで

「人妻との情事では、後ろから責めるのと中出しが最も興奮する。征服したという気分に一番させるからだ」

というようなことを読んだ記憶があります。
いくら性豪の寝取り男でも、心の片隅には亭主に対して少しはライバル意識があるはずです。
亭主が大事にしている妻を尻の穴が見えるくらい四つんばいにさせ、後ろから犬みたいに犯す。
さらに亭主が舐めるであろうおまんこに思いっきりドクドクと精を注ぐ。
これが、亭主に勝った勲章なのでしょう。
妻は最初のデートで、すでに後ろから刺し貫かれてしまいました。

しかし、コンドームを使わない「中出し」だけは絶対やらせないというのが、私たち夫婦の約束であり最後の砦だったのです。
梅雨に入って少し蒸す日でした。

妻は「早く帰ってくるわ」と、いつもの、しかし一度も守られたことのない言葉を残して出かけました。

プリプリしたお尻が肉感的で、オンナの盛りを発散させていました。
その日はめずらしく本当に早く帰ってきました。
そして、「暑い、暑い、ちょっとシャワー浴びるわね」と、まっすぐにバスルームに行ってしまいました。

夫の直感です。
脱衣籠をまさぐると、ブルーの紐パンティーが丸められてありました。
そっと開くと、おまんこが当たるところに、白濁した精の痕がくっきりと見えたのです。
私は鼻を近づけました。
どこか冷笑の匂いがしました。
約束はあっさりと破られてしまいました。
でもどうして怒ることなど出来ましょう。
シャワーを浴びてもまだ火照っている妻のからだを顔に跨らせ、
私は何度も何度も何度も舌をぺろぺろさせて、妻のおまんこを舐め続けました。








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